2021年6月7日 11時38分NHKからの記事です。

手術室(Cアーム)やTV装置近辺での術式の際、放射線被ばく管理が徹底されていないという記事でした。

 

(フィルム・ガラス・ルミネス)など種類あるバッチ類と、人を限定しないポケット線量計があります。

バッチ類は、測定業者と契約の上個人名にて登録します。

ポケット線量計は、次の人が使用する場合クリアボタンを押して0から計測する事が出来ます。

コスト面を考えた場合、ポケット線量計がお勧めです。

そして、複数必要な場合(手術室(Cアーム)やTV装置近辺での術式)でも「1個でいいだろう」「この人は月1回しか部屋に入らないからバッチの用意はない」という話をよく聞きます。

これは、鉛防護エプロンの内(男性は胸・女性は腰)と外(首に近い取付られる場所)に分けて取り付けなければなりません。(目の水晶体が一番放射線に弱いため)

放射線被ばくによる炎症は、気づいた時には間に合わないです。

 

しっかりとした、被ばく管理と放射線漏洩線量測定を、全ての放射線機器を取り扱う施設にお願い致します。